歯周病菌が生活習慣病の原因に!予防方法は?歯磨きのポイントは?

 

歯周病を放っておくと動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病の原因になるって知っていますか?

歯周病の予防方法はどんな方法があるのでしょうか?

歯磨きのポイントはなんでしょうか?

 

歯周病菌が生活習慣病の原因に!

歯周病

歯周病を放っておくと歯茎がダメージを受け、いずれは歯が抜けてなくなる、ということはよく知られていますよね。

でも、悪いのはそれだけではなく、歯周病が動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病やガンを引き起こす原因になるって知っていますか?

このことは、随分前から指摘されていたのですが、今まで証明するものがなかっただけなんです。

それが、2000年代になって、いろんなことが証明されるようになってきて、先ほどのことが明らかになったんですね。

歯周病菌と合わせて虫歯菌も原因になるんですが、これらの悪玉菌がなぜ、生活習慣病やガンの原因になるんでしょうか?

それは、悪玉菌が歯周ポケットや虫歯の穴から血管の中へ入り込み、その結果、身体のいろんなところに悪玉菌が広がり、血管に炎症を起こすんです。

特に、歯周病菌は静かに慢性炎症を進行させるので、気がついた時には血管や臓器をボロボロに傷つけ、動脈硬化や糖尿病を引き起こすことになります。

ガンについては、エンドトキシンによる慢性炎症によって、ガン抑制遺伝子が効かなくなり、ガン細胞が増殖することがわかっています。

だから、歯の健康だけでなく、身体の健康のために、歯周病や虫歯の予防が大事なんです!

 

歯周病や虫歯の予防方法は?

歯磨き

歯周病や虫歯の予防は、単純ですが、口の中の悪玉菌を増やさないことなんです!

口の中の悪玉菌を減らすポイントはとくかく歯磨きを丁寧に行うこと

これにつきます。

歯磨きで特に大事なのは、歯の表と裏を磨くだけではなく、

  • 歯と歯の間
  • 歯と歯茎の間

をしっかり磨くことです。

歯間や歯茎の溝に詰まった歯垢を取り除かないといけません。

また、この歯垢が残っていると、歯垢の中で悪玉菌がスクラムを組むように集まった「バイオフィルム」が形成されてしまい、増殖が加速してしまいます。

だから、毎日の丁寧な歯磨きがとても大事なんですね!

 

歯磨きのポイントは?

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歯磨きのポイントは、歯ブラシの毛先を

  • 歯と歯の間
  • 歯と歯茎の間

に突っ込んで磨かくことです。

しかし、それだけでは、綺麗に歯垢を除去できません。

ですので、できれば歯間ブラシデンタルフロスを歯磨きするたびに使うことをオススメします。

早く綺麗にする方法としては、水流で歯の間を洗浄する『ウォーターピック』もオススメです。

家電量販店に行けば、いろんなメーカーの商品が売られていますよ!

そして、もうひとつポイントがあります。

舌にも意外と汚れが残っているんですね。

舌の粘膜は剥離することが少ないため、舌苔(ぜったい)と呼ばれる白い苔状のものが溜まり、そこで雑菌が増えやすいんです。

それを歯ブラシで磨き過ぎると、舌の表面を傷つけるので、できれば、舌専用のブラシを使うようにしましょう。

以上、予防方法は難しくありませんので、日常の丁寧な歯磨きを実行し、健康を維持していきましょう!

 

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